おたがいさまブログ
令和元年!帰ってきた管理人 シュワッチ!
改元の今年。久方ぶりにまた登場させて頂きました。全くもってご無沙汰致してしまいまして誠に申し訳ないです。思えば色んな事がありまして、ありすぎて何から報告してよいものやら・・・
本当に、時は川の流れのように流れていくものなのですねぇ。
さて、グループホームのんきさん・おたがいさま、そして共用型のデイサービスのんきさんの皆様、多少、顔ぶれが変りましたが、日々、お元気に過ごされております。
幾つか、スナップでご紹介いたします。
今年もみんなでお花見に行ったり、母の日のお祝いをしたり、昨年12月の一大イベント冬の家族会での
大盛り上がりの一幕などなど。皆さん毎日をエンジョイされておりますよー。2,3年分の報告はとても
無理なので、最近のご紹介とさせていただきます。これからは、また毎月更新させて頂きますのでよろしくお願いいたします。
ところで、グループホームでは、この間幾つかのお別れがありました。日々の生活のこの場所から旅立たれた
方も病院で旅立たれた方もおられました。そして、グループホームのんきさんこの6年間ご利用者様の顔ぶれ
が全く変わらずに来ていましたが、遂にこの5月31日にいつも過ごされていたお部屋から旅立たれたIさんのことをご報告させてください。90歳でのんきさんに来られて8年。98歳と8カ月の大往生でした。
博学で地理や歴史に詳しく、ことわざもとてもよくご存じの方でした。いいご家族に恵まれて、皆様が遠方から集まられていました。ほんの何日か前までのんきさんのリビングで皆様と過ごされていました。
グループホームのんきさん・おたがいさまはホームで看取りをさせて頂いております。Iさんのご家族も
それを希望されており、何度か、「重度化指針」や延命措置やその他の意思確認をさせて頂いておりました。
グループホームのんきさん・おたがいさまにご入居されている皆様のご家族で延命治療はせず「最期は自然に安らかに」と願われる方も少なくありません。あくまでも、ご本人とご家族の御意思の下に、介護職、医療職、家族等が何度も意思確認しながら連携していくことの必要性をまた学ばせて頂きました。
今、医療は「治す医療」から「支える(QOL)医療」へと言われています。特にこうしたグループホームでの高齢の皆様には「支える医療」とその方の人生や生活を丸ごととらえた「医・介」の協働した「支え」の必要性を痛感しております。
Iさんのお顔を懐かしんで掲載させて頂きました。「ありがとうございます」の感謝と本当に長い道のりを
「お疲れさまでした」の言葉を添えて。ご冥福をお祈りいたします。